興亜観音例大祭に参加しました 2018-05-17~18

これに先立って先月、韓国との国境に位置する対馬を旅行してきました。
その際、現地で保守活動をされている、桐谷勝(きりたに まさる)さんという方に巡り逢い、いっしょに対馬の繁華街を街宣行進してきました。

詳細はコチラ

対馬のメインストリートにて。

桐谷さんが今月(5月)の18日に興亜観音の例大祭に参加するために熱海に行かれるという話を伺ったので、静岡保守の会の仲間話したところ、2名が行きたいと手を挙げてくれたので、3人で参加することにしました。

ここには、南京攻略戦で旧日本軍を率いた元司令官の松井石根(いわね)大将が帰国後、日中両国の戦争犠牲者を弔うために作られた興亜観音があります。また極東国際軍事裁判で処刑された松井大将を含めた7名(いわゆる「殉国七士」)のご遺骨が埋葬されています。昨年、保守の会の日帰りツアーで三ヶ根山の殉国七士廟を参拝しましたが、そこに埋葬されている遺骨は、この興亜観音から分骨されたものです。

興亜観音公式ホームページ
興亜観音について(Wikipedia)

例大祭前日の5月17日に、藤枝を車で出発した私たち3名は、先に長泉町の施設「コミュニティながいずみ」に寄りました。今度こちらでパネル展を開催するための下見です。駅に隣接していて便が良く、展示室も十分に広く、職員さんの対応もとても良かったです。このパネル展についてはこれから企画をじっくり練っていきますので、改めてみなさんにご案内できることと思います。

コミュニティながいずみのホームページ

桐谷さんよりかなり早めに熱海に到着したので、私たちだけで、翌日の下見に興亜観音に行ってみました。熱海駅から車で10分程度東に興亜観音はありました。駐車場から参道を登っていくのですが、これがけっこうしんどかったです。

長い階段を登ったところで観音様が迎えてくれました。

殉国七士の碑、殉国刑死1068霊位供養碑などが並んでいます。

連合国より戦犯とされた英霊の碑(この下に殉国七士のご遺骨が納められています)を拝んでいるとちょうど伊丹妙浄住職がおいでになりました。妙浄住職は初代住職の三女にあたる方で、観音様、英霊の碑、本堂の展示物と、とても丁寧に説明をしてくれました。翌日の例大祭の準備でお忙しいところ、本当にありがたく思いました。

御本尊。例大祭の前日で生花がたくさん飾られていました。

松井石根大将も祀られています。

下山後は、熱海駅で桐谷さんと合流しホテルに入りました。夕食には、対馬のことや日本の歴史、今の日本の社会のことなど、時の経つのも忘れて、楽しく過ごしました。

ホテルにて。対馬と静岡の保守の交流を祝って乾杯!

翌朝はまず市内観光。観光地で有名な熱海のビーチを散策しました。
いやぁ完全に観光客気分です。

ハワイのワイキキビーチ? いえ熱海海岸です😝

例大祭は午後1時からでした。桐谷さんは旅行バッグから日章旗と旭日旗を取り出して慣れた調子で組み立てました。この旗は、いつも靖國神社に参拝されるときに使われるもので、この他に自宅用と街宣用の全部で3種類の国旗をお持ちだそうです。旭日旗は地方ではなかなか手に入らないので、靖國神社に行ったときに買われるそうです。

慌てて登って疲れるのはこりごりなので、昨日よりもゆっくりと階段を登りました。社務所にはすでに大勢の方が見えていて、お寺が用意して下さったお弁当をいただきながら、みなさんと会話を楽しみました。50名くらいはいらしたようです。

さぁ、そして例大祭が始まりました。私は大切な旗持ちの役目をいただきましたので本堂に入らず、照りつける日差しを浴びながら、支那大陸で互いに祖国のために戦った日支両軍の英霊と、私たち日本国民の身代わりに戦犯の汚名を着せられ処刑された英霊の方々へ、哀悼の意と感謝の誠を捧げました。

例大祭が終わったあと、桐谷さんが参列者のみなさんに紹介されました。遠く対馬から来られたということで、参列のみなさんから驚きと感謝の気持ちで迎えられました。

本堂のようす。立ってあいさつをしているのが桐谷さん。

例大祭の法要が終わり、ご住職との記念写真を撮ってから下山。例大祭の感想などを語り合い、桐谷さんを熱海駅までお送りして、私たちも帰途につきました。

2日間にわたる熱海は、驚きと発見、そして出逢いが詰まった素晴らしい旅行となりました。静岡県は東西に長い県ということもあり、私にとって熱海は別の県のような気がしていたのですが、行ってみればそれほど遠くではありませんでした。これからも東から西まで、伊豆半島の先から長野県との県境まで、桐谷さんを見習って保守の交流を広げていきたいと思います。

(尾白)




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