突撃シール投票!加計学園報道in今治とJアラート訓練in菊川の結果は?
11月に私は四国などを旅行しました。現地でふと思いついたシール投票の結果と、調子に乗って地元の菊川市で行った2回目のシール投票について報告いたします。
シール投票とは、街頭などでプラカードのような大きな紙を人々に見せて、その紙に示した選択肢の枠の中に、用意したシールを貼ってもらう、というお遊び感覚で参加できる一種のアンケートのようなものです。最近あちこちで見かけるようになり、自分は終戦記念日の靖国神社前とか、先の衆議院選挙前の街頭演説などで実際にシールを貼って参加したことがあります。
11月9日は今治市内(JR今治駅や市役所、商店街など)で、シール投票をやってみました。
テーマは「加計学園の獣医学部について、マスコミの報道は公正か?」です。
160名の方が参加してくれました。結果は以下の通り。
(アンケート結果)
– 公平:14.5 (9%)
– 不公平:103.5 (65%)
– 分からない:42 (26%)
(サンプル数 160人)
20年も前から加計学園獣医学部の誘致に期待をかけてきた地元の人々の生の声を聴けたことは、大きな成果でした。
今治はかつて「タオルと造船の町」として栄えていました。それが、造船は中国や韓国と競合するようになり、タオルにおいては中国などとは価格面で太刀打ちできなくなってしまった現状があります。そのなかで地元を活性化するためには、若者の活力を取り込まなければならないという、市民の共通した思いが込められていることを感じました。
▲シール投票は今治市役所前の歩道から始めて、歩きながら商店街を抜けて後半はJR今治駅で日暮れまで行いました。
▲約4時間で160名の方が協力してくれました。
▲終わったところで通りがかりの高校生に記念写真を撮ってもらいました。
▲シール投票の翌朝、加計学園獣医学部の建設現場を見に来ました。??巨大でカッコよかったです。
14日は朝10時から全国一斉でJアラートの訓練が行われ、地元の菊川市でも同報無線からサイレンやアナウンスが流れました。
私は11時から2時間ちょっとかけてJR菊川駅前でシール投票をやってみました。結果は以下の通り。
(質問内容)
「Jアラートの訓練はミサイル避難の役に立ったと思いますか?」
(投票結果)
– とても役に立った 4名 (7%)
– まあ役に立った 4名 (7%)
– どちらとも言えない 3名 (5%)
– あまり役に立たなかった 1名 (2%)
– 全く役に立たなかった 4名 (7%)
– 分からない 2名(4%)
– 聞こえなかった 38名 (68%)
(サンプル数 56人)
「聞こえなかった」が38人で68%にもなっていたことが大きな特徴。3人に2人は全く知らなかったということ。この割合を減らすことがまずは必要だと感じました。
「聞こえた」の18名の評価はバラバラで、「分からない」の2名を除くと、その中央値は「まあ役に立った」と「どちらとも言えない」の境目あたりとなり、「まあまあ役に立った」というくらいの評価というべきでしょうか。
シール投票はとっても簡単にだれでもできる情報発信です。ぜひみなさんもさまざまなテーマでチャレンジしていただけたらいいなぁと思います
これからも、テーマや場所を考えて、シール投票をやってみたいと思います。
▲当日の菊川駅前はあいにくの小雨模様でした。
▲2時間ちょっとで56名の方が協力してくれました。
▲これは政府の国民保護ポータルサイトにあるチラシです。
内閣官房 国民保護ポータルサイト
小さいことですが、シール投票という活動をしてみたこと、そして話題となった報道の現場に足を運んでみたこと、こうしたことは私にとってとても大きな経験となりました。これからも、現場に行ったり自分で調べるといった活動を続けていきたいと思います。 Tweet
投稿日: 2017年12月27日 水曜日